西郷隆盛の末弟である西郷小兵衛は、西郷隆盛を中心とした鹿児島士族の叛乱である「西南の役」で戦死しましたが、そこは意外と鹿児島ではなく、熊本県玉名市です。
小兵衛は、薩軍一番大隊一番小隊長として出陣し、1877年2月27日に玉名市の繁根木川の堤防で銃弾を胸に受けてしまいました。
31歳という若さで、志半ばに人生に幕を閉じた小兵衛ですが、戦場となった玉名市の方々が色々と協力してくれたそうです。
この玉名市を歩くと官軍に追われた若い隊員を民家の人たちが屋根裏に隠し、後に薩摩に還してくれた美談を聞けました。
有り難う玉名市の皆さん。