バブル崩壊からこれまで頻繁に言われていましたが、今まさに、日本や地方自治が危機に瀕していると感じます。
つらつらと、私が今日感じたことを列挙します。
■医療機関の7割が赤字
日本病院会の会長によると、日本の病院経営の約7割が赤字だそうです。信じられないことに、もうじき破綻するとまで警告しています。
これは、医療費の値上げができない一方で水道光熱費や人件費などが上昇していることが原因だそうです。
ただでさえ医師不足は深刻なのですが、病院が赤字だと新米の医師が自由診療の美容医療に進むケースが増えて、美容医療以外の医師がより不足するという現象が起こりかねません。
とにかく、「このままだと破綻する」ではなく、「もうじき破綻する」という状態。これは非常に危険です。
また、医療報酬を物価スライドしなければ更なる倒産廃業が増え地域医療が崩壊することも危惧しています。
介護、福祉施設も倒産廃業が増えていますし、国がこの問題に迅速に取り組まなければなりません。
■観光業はコロナ禍の4年間で更に借入を増やす
旅行会社や貸しバス業は、5年に1度の更新があります。
コロナの時に緊急融資を受けた事業者は多かったのですが、返済が始まり、国内のインバウンドが増えたと言っても、債務超過に陥っている事業者は少なくありません。5年に1度の更新時に、債務超過であれば更新できないというルールがあるため、倒産が非常に多くなると考えられています。
今回、悪石島、桜島、新燃岳の噴火により旅行者のキャンセルが多く発生していますが、こういった不測の事態も思慮しなくてはなりません。
物価高に加えて燃料費の高騰も非常に深刻で、旅行会社や貸しバス業者にはまさに泣きっ面に蜂の状態。救済措置も必要でしょう。
また、海外の観光客が多く訪れる北海道のニセコ、倉敷、青山、等外国人の土地取得が問題になっています。これらについては、早急に外国人の土地取得規制法案とスパイ防止法の制定をすべきです。外国資本に乗っ取られ始めているこの危険な状態を早くどうにかしないといけません。
■米不足対策の農家の皆さんへ
農家の皆さん日本の米、鹿児島の米は世界一美味しいです。私も田植えや稲刈りをお手伝いさせて頂いており、お米には人一倍こだわりがありますから、米の問題は当事者として考えています。
いまは米不足なので自給率を上げるために増産が必要で、私の考えでは、国が責任を持って約束した金額で買い取るのがもっとも良いかと考えます。余った米は輸出や備蓄に回すことになるので、外交力も必要になるでしょう。
とにかく、防腐剤や防カビ剤の入った輸入米を子供達や国民に食べさせるなんて絶対にあってはなりません。農林水畜産業は国の幹、安易に輸入すると国民はいつか飢え死にし日本に住めなくなります。
■所得と教育の改革を
給与の46%が租税負担率です。夫婦で月50万円稼いでも手取り27万円。
家賃、住宅、車のローン、高熱水費、食費、子供の養育費等を差し引くと、いくら残りますか?せめて35%、手取り収入38.5万円になるとだいぶ楽になるし、現実的な租税負担率ではないでしょうか。
高所得者が平均収入を引き上げているので、平均的な収入をベースに考えてはいけません。平均的ではなく、一般的な収入を考えてみると、地方の世帯収入は年収500万円程度。そこから税金が200万円も取られてしまっては、今の物価高では普通の生活はできません。
所得を増やすのは個人や企業の努力でしょうから、国や地方自治体は支出を減らすためのお手伝いをするべきです。
教育については、いま一度、抜本的な改革が必要です。
いじめ、不登校、ひきこもりの件数は増加の一途。更に特別支援の教育を受ける子供達も驚く程増加しています。
人間社会で、しっかり生活できる人間教育(特に幼児教育)を徹底してサポートしなくてはならないです。
■地域力の向上
先日、視察に行きましたが、奄美地方の沖えらぶ島はわずか12,000人の島。耕作放棄地がなくユリ、フリージア、スプレー菊、きくらげ、和牛等若者達が頑張っている島の所得も高いのは感激しました。
もっとも驚いたのは犯罪が殆どないということです。人口が少ないと言っても1万人以上もいて、観光客も比較的多いところなのに、ここまで犯罪が少ないのは大きな理由がありそうです。
島の結いの心が育んだ島人(しまんちゅ)の生き方には、今の社会に必要な考え方がたくさん詰まっているような気がしました。
地域力は文化や教育が左右すると思います。
経済的な豊かさも大切ですが、それと同時に心の豊かさも培って少しでも明るい未来を子供たちに残してあげたいです。












