小園しげよしのブログ

瑞穂の国、日本が抱えるお米の問題

指宿市には湊川があり江戸時代、島津斉彬翁が造った用水路が今でも、あちこちに残り今でも利用し恩恵を受けています。
水路に川の水を揚水し田んぼに導水し、最近では機械化され以前とは比べものにならないくらい省力化されましたが、とにかく大変な労力で米は供給されます。

私も指宿の皆様のご協力を頂いて田植えや稲刈りに参加させて頂いておりますが、米を生産するというのは本当に大変です。

*写真は2022年、指宿商工会議所青年部の皆さんと田植えした時と、稲刈りをした時のもの。
教育として子供たちにも体験してもらうことは、都心ではできないこと。食のありがたさを知る非常に素晴らしい機会と毎回感じます。

瑞穂の国、日本。
米の高騰や米不足が続いています。県内の高校の寮でもパン食が増え学校の帰りが遅くなると御飯が無くなっているという声もあります。
最近よく聞かれるのは、「どうしたら米は増えるの」「日本の米は世界一美味しいのに何故輸入しなきゃいけないの」と尋ねられます。

鹿児島も米の生産が盛んな県です。県議会議員として、米農家の皆様には、あと2~3割ほど生産を増やしていただきたいと考えています。
国や県が買い取りの責任など、全力で取り組む時期に来ています。米農家の皆さんが頑張って心を込めて作ったお米を無駄にしない、その責任が国や県にはあります。
なので、世界的食糧難や日本の自給率向上のためにも、米農家の皆さんの力が必要です。
心からお願いますと発信したいです。

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